打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

うつ病になったら休職すべきか? 休職中は何をする?

こんにちは。

 

うつ病になったら,休職すべきか?

 

この問いに対する答えは難しいです。

ですが指針はあります。

 

うつ病がピークに達している,つまり食欲が全くない何もする気が起きない眠れないなどがあれば,休職することをお勧めします。週末の休息だけでは全然足りません。

 

もしかしたら,お金(生活)のことが心配で休職なんてできないと思うかもしれません。しかし,普通の会社であれば社会保険があるはずなので,その中の傷病手当金が使えます。期間は1年半だと思います。支給額は給料の8割くらい(健保により異なるかもしれません)。それだけあれば,なんとかしのげる人も多いのではないでしょうか(詳しくは会社担当者に聞いてください)。

 

お金の心配をせずにまとまった休みを取る。

こうやって治療に専念することがまず必要です。

専念といっても,薬を飲んで,出来るだけ規則正しい生活をするだけです。余裕があるなら,読書をしてみると良いと思います。

 

もっと余裕が出てきたら,復職するかどうかを考えましょう。

うつ病再発しやすい病気です。元の環境に戻るだけだったら,再発しかねません。再発しそうかどうかをしっかり見極めましょう。例えば,部署異動が可能か? 仕事量は調整できそうか? などです。

 

同時に,他の選択肢も考えて良いでしょう。転職や独立などです。年齢や家族の状況によって出来ることは限られるでしょうが,じっくり考える時間を持ちましょう。世の中には沢山の職種があるものです。できれば,うつ病であることを明かして信頼できる人に相談しましょう。力になってくれたり,良い情報を教えてくれる人がいるものです。

 

価値観の見直しも有効です。世間の価値観に縛られていると,絶望的になりがちです。他人などと比較して優位に立つことが良いことだとは限りません。自分の物差しを持ちましょう。僕はなかなか出来ずに苦しんでいますが(汗)。

 

以上は僕の経験に基づく話です。

ただ,何も計画が無い状況での退職はやめた方がいいです。

休職して,経済的手当がある間にじっくり考えましょう。