打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

スーパーボランティアになり見えてきたもの

僕はついに『スーパーボランティア』と呼ばれるようになった。 そりゃそうだ。 僕には熱意だけではなく時間もあるからだ。 本業を持ちつつボランティアをしている人と比べると失礼というものだ。 ちなみに,いくら頑張っても僕は社員にはなれないと思う。 ス…

草食動物になりたい

乗馬セラピーのボランティアに行くと,馬が放牧されている姿を目にすることがある。大概の馬はその辺の雑草を熱心に食べている。 当たり前であるが,馬は草食動物である。草ばっかり食べていても,あんな立派な骨格や筋肉が身についている。 なんて素晴らし…

知識ではない困窮を知った

先日,いつもとは違うボランティア団体に行ってきた。 食品会社などから賞味期限切れが近くなった食品を寄付してもらい,それを生活困窮者に配る団体だ。 僕が事務所にいると,そこに初老の男性が現れた。 当日は大雨であり,その中を1時間ほどかけて自転車…

声なき死者の思い

タイトルがどうしても気になり購入してしまった本。 自殺や孤独死など,特殊な死体の清掃業を営んでいる著者の記録が綴られた本だ。彼が対峙するのは,死後ある程度時間が経過し腐乱が激しい死体現場など,通常の清掃業者では対応できない場所だ。 死後の時…

子供が大人に気を遣う必要なんてない

タイトルが気になり書店でたまたま手に取ったこの本,パラパラとページをめくると,不思議な感じがした。 見覚えのある町並みの写真・・・。 聞いたことがあるような境遇の子供たち・・・。 まさかと思って読み進めると,そこには僕が支援しているNPOの名…

カフェで人を救えないだろうか・・・

今日は近所のカフェに来ている。 昨日は「自宅がサイコー!」と言っておきながら気まぐれなものだ。 もちろん,そんな僕が来るからには,それなりの理由がある。 それは人口密度が低いということ。いつものことだが空席が多い。お一人様で十分に2人席を使用…

精神疾患患者にとって知っておきたい福祉サービス

そうそう紹介し忘れていた。 自分がうつ病などで苦しいとき,または周りにそういう人がいるとき,是非目を通していただきたいものです。受けられる福祉サービスがわかりやすくまとめられた冊子です。 冊子自体は100円程度なのですが,たぶん書店では扱っ…

自分の家が大好きだ

僕は自分の家(賃貸だけど)が大好きだ。 僕にとってこんな理想的な場所はない。 いつでも美味しいコーヒーが飲める(コーヒーは趣味でもある) いつでもお菓子がつまめる トイレあり 風呂あり 暑い寒いを自分でコントロールできる 体調が悪くなっても薬があ…

福祉の世界にも魅力を感じる

精神保健福祉士の勉強をしていると,社会福祉法人,社会福祉協議会,NPO法人など,福祉系特有の組織形態に出くわす。今まで,財やサービスの提供に対する対価を収入としてなり立っている事業者(要は普通の会社)に勤めていたせいか,なかなか最初はとっ…

傷病手当金 終わりです

傷病手当金の支給がついに終わることとなりました。 僕の『うつ病&休職生活』も一つの節目を迎えました。この制度には1年半の長きにわたりお世話になりました。僕の社会復帰はまだ道半ばだけれど,ここまで来られたのもこの制度に依るところも大きいと思い…