打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

1年の休職期間で考えたこと

今まで生きてきた38年間のなかで,この休職中という期間はかなり特殊だ。

こんなに時間のある生活は人生初である。

 

そんなわけで,他の休職中の皆さんはどうやって過ごしているのだろうかという興味がある。

もちろん,休養が目的なので,ひたすら休んでおられる方もいると思う。

僕は現時点で1年間も休職をしている。

結構長いほうだと思う。

休職中,いろんなことをしてきたが,簡単に紹介したいと思う。

 

休職開始 〜 4ヶ月くらい

元の職場には戻りたくないという思いから,違う会社での再就職を目指し各種転職サイトに登録し,職を漁った。

派遣会社にも登録した。

ハローワークの求人も漁った。

職種は限定しておらず,未経験でもできそうなものを中心に探した。

結果,打たれ弱い僕にはとても耐えられるような職場ではなさそうなものばかり(いわゆるブラック系)だとわかり,行き詰まる。

自分自身の治療のために,心理カンセリングを休職する半年ほど前から勉強しており,この時も続けていた。

 

5ヶ月 〜 8ヶ月くらい

もう一度,僕のキャリアを見直した。

最も従事の長い法律関係は,他の企業では通用しないことはわかっているので,その線はあきらめている。

英語は多少できるが,読み書きが基本でペラペラ喋れるというほどではない。

でも,なにかの役に立つかもと思い,英語の勉強をやった。

塾の先生ならできるかな?というくらいに考えていた。

同時にハローワークの職業訓練校(ポリテクセンター)への入学も検討していた。

異なるスキルを身に付けて転職するという線も考えていたためだ。

この期間も心理カンセリングの勉強を続けている。

 

9ヶ月 〜 12ヶ月(現在)

このころは気持ちに大きな動きがあった。

勉強を続けてきた心理カンセリングだが,全過程が修了し,基礎心理カウンセラーの資格を認定してもらうことができた。

約1年半勉強したことになる。

同時に,このころから自分の心の悩みを,心理カウンセリングの手法を用いて少しずつ解決でき始めてきた。

これがとても自信になった。

この経験はとても大きい。

そして,もっともっと深く心理カウンセリングを勉強していきたいと思うようになった。

と同時に,身に付けたスキルを用いて,人の役に立ちたいと思うようになった。

おおげさだが,僕の役割が見えたような気がしたのだ。

これが今僕が,心理カウンセラーと精神保健福祉士を目指すようになったきっかけだ。

ブログを始めたのもこの時期だ。

それは,この経験が人の役に立つと思ったからだ。

心理カウンセラーの基本的要件は,自己開示ができることである。

つまり,ブログを通しての自己開示というわけだ。

 

いずれにしても休職期間は,おそらく人生で数えるほどしかない特殊な時間だ。

僕の場合,自分の役割や本当にやりたいことを見いだすのに時間を費やした。

そして偶然にも,勉強を続けてきた心理カウンセリングのスキルが実を結び始めたのだ。

本当にいいタイミングで実を結んだものだ。

これがなければ,まだずっと悩んでいただろう。

 

ちなみに・・・

休職期間中に明らかに増えたものがある。

  1. 体重 完全な運動不足だ
  2. ネットをする時間 ブログ執筆やYoutubeなど
  3. 昼寝 なかなかやめられない強力な誘惑だ

人間,怠ける方向には簡単にいってしまうものですね・・・