嘔吐が極端に怖い(嘔吐恐怖症)
僕にとって嘔吐はとても怖いものだ。
10歳の時に風邪かノロウイルスか知らないが,嘔吐したことがある。
そのときの怖い体験が今でも心に焼き付いており,38歳になった今まで28年間も嘔吐をしていない。
途中,30歳前後の時にノロウイルスにかかるが,恐怖心が勝ってしまい,上からは出ず,全て下から出た。
下から出たものにもかかわらず,まさしくあの臭いであった。
この恐怖症は日常生活に支障があるからやっかいだ。
まず,ノロウイルスの流行する冬は常に警戒しなくちゃならない。
特に街など,人が多いところにあるトイレには極力行かないようにしている。
駅なんかは最悪である。
一度,上野駅でブツを発見したこともある。
酒は飲むが,強力なセーブが効くため基本的に飲み過ぎることはない。
二枚貝は食べられない。
とはいいつつも1シーズンに何度かは牡蠣を食べてしまう(生ではない)。
忘年会シーズンの歓楽街もできれば行きたくない。
道ばたで発見することもあるからだ。
なかでも,一番つらいのは,家族が苦しいときに助けになれないことだ。
妻がまさにその時,あまりの恐怖心に僕は布団にこもり,耳を覆ってしまったことがある。
ちなみに,うちに子供がいないのもこれが多少影響している。
最近知ったのだが,こんな恐怖症もトレーニングで治療できるようなのだ。
絵 → 写真 → 動画 など徐々にならしていくというものらしいが,耐えられるかどうかわからないので,やる勇気はない。
うつ病を克服できたら,チャレンジしてみたいなぁ。