打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

嘔吐が極端に怖い(嘔吐恐怖症)

僕にとって嘔吐はとても怖いものだ。

10歳の時に風邪かノロウイルスか知らないが,嘔吐したことがある。

そのときの怖い体験が今でも心に焼き付いており,38歳になった今まで28年間も嘔吐をしていない。

途中,30歳前後の時にノロウイルスにかかるが,恐怖心が勝ってしまい,上からは出ず,全て下から出た。

下から出たものにもかかわらず,まさしくあの臭いであった。

 

この恐怖症は日常生活に支障があるからやっかいだ。

まず,ノロウイルスの流行する冬は常に警戒しなくちゃならない。

特に街など,人が多いところにあるトイレには極力行かないようにしている。

駅なんかは最悪である。

一度,上野駅でブツを発見したこともある。

酒は飲むが,強力なセーブが効くため基本的に飲み過ぎることはない。

二枚貝は食べられない。

とはいいつつも1シーズンに何度かは牡蠣を食べてしまう(生ではない)。

忘年会シーズンの歓楽街もできれば行きたくない。

道ばたで発見することもあるからだ。

なかでも,一番つらいのは,家族が苦しいときに助けになれないことだ。

妻がまさにその時,あまりの恐怖心に僕は布団にこもり,耳を覆ってしまったことがある。

ちなみに,うちに子供がいないのもこれが多少影響している。

 

最近知ったのだが,こんな恐怖症もトレーニングで治療できるようなのだ。

絵 → 写真 → 動画 など徐々にならしていくというものらしいが,耐えられるかどうかわからないので,やる勇気はない。

 うつ病を克服できたら,チャレンジしてみたいなぁ。