打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

生理的にダメなことは,打たれ弱いことなのか?

生理的にダメなことは,打たれ弱いことなのか?

僕にとって悩ましい課題の1つだ。

 

例えば,僕が行っているボランティアのうちの1つは子供の相手が主たる業務だ。

遊び相手もするし,一緒に食事もする。

 

子供というものは,衛生に関して鈍感なのだろうか?

少なくとも僕の行っているボランティアにいる子供たちは,僕から見れば鈍感だ。

 

例えば,皆で食べる食材に自分の口つけた箸をダイレクトにつける。

くしゃみをふさいだその手で人に触る。

トイレの後の手洗いが,手洗いになっていない。

水に手を触れさせるだけ。

などなど挙げていけばきりがない。

 

多少潔癖性な僕は,そのたびに「げっ!」と思いながら,半笑いで対応している。

一番恐れているのは冬だ。

そうノロウイルスだ。

預かっている子供が嘔吐でもしようものなら・・・

考えるだけでぞっとする。

僕は嘔吐恐怖症だ。

絵を見るのもダメだ。

 

これに対応しなければならないとなると,正直,そこでの就労はダメだ。

僕はこの恐怖症があることをまだ打ち明けていない。

「なんだその程度のこと」と思われるのが嫌なのだ。

 

勝手な思い込みかもしれないが,このような僕の悩みに社会は冷淡だ。

どうしてもエレベーターに乗ることができない人が,ビルの上層階の会社に転勤になったのをきっかけとして退職したという話を聞いたことがある。

 

それくらい生理的に受け付けないということは大変なことなのだ。

これは果たして打たれ弱さといえるのだろうか?

 

理解されないかもしれない。

信頼をなくすかもしれない。

でも,一度,真剣に打ち明けることも検討してみようと思う。

僕に残された道は,そこしかないと思う。