打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

経験すべき時期に経験していない事は悪か?

こんばんは。

 

実は僕にはずっと敬遠している類の書籍があります。

それは,

 30代にしておくべき◯◯

など,年代別にやるべきことをまとめた本です。

 

実際に中身を見たことはない。

興味はあるが,見るのが怖いのだ。

 

きっと,自分がしていないことばかり書いていて,落胆させられるに違いないと思っている。すでに過ぎ去った年代はもちろんのこと,これから経験すべきことについても見る勇気がない。それに囚われるのが怖いから。できない自分を責め,余計に苦しむだろうから。

 

こんな本のことを気にしているとは,まだ自分に自信がないのだなと思う。

中身が自分の意見と違っても,全くブレないという自信がないのだ。

 

人が経験すべきことは,その人にとって必要なタイミングで訪れるものだ。

僕はそう思っている。でも,まだ揺るぎないレベルに達していない。

 

だから,その類の本は,僕の成長を試す踏み絵のようなものだ。

そういう考えもあるのね と思えたら,僕は変わったのだろう。

今はまだできない。

つい目をそらしてしまう。

読んで傷つくのが怖いから。

読んでブレるのが怖いから。

 

言い訳のようだが,本から得た知識なんて,所詮,大したものではない。

知識にはなっても,身にはつかないだろう。

うつ病や休職という実体験から得たものの方がはるかに有用だ。

だから,今僕が経験していることは悪いことじゃない。とても大切なものを学ぶ貴重な機会だ。ここから最大限学ぶことこそが,僕にとって本当に必要なことだ。

そうすれば憧れのブレない僕にもなれるだろう。