打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

僕の現状まとめ(2015年3月7日現在)

うつ病について

パキシルという薬を1日20mg服用しています。先生は少ない量だといっています。ここ最近は,抑うつ的な気分になることは少なく安定しているように思います。心の中では,飲まなくても大丈夫なんじゃないか?と思うこともあるが,リバウンドが怖いのできちんと服用しています(でも本当は早くやめたいな)。ちなみに休職期間は1年になり,現在も休職中です。

 

実は自律神経失調症もアリ

最近は,こっちのほうがキツイと感じています。うつ病になるはるか前,多分10年くらい前からですが,自律神経失調症を患っています。ちょっとでも不安や怒りを感じると,すぐに自律神経が不安定になり,激しい動悸や首の張りを感じます。動悸が始まると,集中力が極端に散漫になり,仕事をしていた時は,全く仕事になりませんでした。お陰でミスが多く,簡単なことさえ理解できないこともしばしば。そして首の張りは,いわゆる胸鎖乳突筋が固くなり,偏頭痛を引き起こすという非常に厄介なものです。場合によっては寝込みます。自律神経失調症の対策として,精神科の医師からソラナックスを処方されています。効くことは効くのですが,すごく眠くなることもあり,頓服的に飲んでいます。自律神経失調症の怖いところは,症状が身体的に出てきて,実際に苦しみを感じるため,抑うつ的な気分を誘発しやすいということです。

 

それぞれの症状への対策

薬を飲んでいますが,うつ病自律神経失調症は,それだけで治せるものだとは思っていません。症状を一時的に楽にさせる程度だと思っています。ということで,対策の柱は心理療法です。何度か言及している心理カンセリングの勉強のことです。簡単にいえば,この勉強を通して,自分の感情コントロールを試みています。詳細は別の機会に書こうと思っていますが,打たれ弱いこの僕が,心理学の手法を実践することで,少しずつですが,不安や怒りといったストレスをコントロールでき始めています。そして,実際に心が楽になってきました。心理学を学び始めて1年半ほど経過し,ここにきてようやく何かを掴み始めた感じがしています。ただ,このような状態に至るには条件があると思います。僕ほど打たれ弱い人間は,会社を休職するなど,ストレスの少ない状態にしておかないと,いくら心理学を実践するといっても,仕事のストレスのほうが圧倒的に強いため,ものにしづらいと思います。

もう1つの対策は鍼灸です。鍼灸には自律神経失調症うつ病に効果的な施術があります。こちらは,心理学とは逆のアプローチで,体を健康にすることで心も健康にするという,一つの行動療法的なものです。