炎を見ると落ち着く
コレ,決して『アボカド』が燃えているわけではない。
単に緑色の大きなローソクなだけ。
部屋の片付けをしていると,たまたま出てきたので,再び火を点してみた。
これは,独身の時,お風呂に持ち込んで楽しんでいたものだ。
湯船に浸かりながら,ローソクの灯りだけにするとリラックスできるかなぁって。
炎を見ると人は心が落ち着くという話を聞いたことがある。
石器時代だか,よくわからんがとにかく大昔,人類が炎を得たことで生活の安寧を得たとかなんとかという理由だったと思う。
その話はともかく,炎を見ると確かに心が落ち着く。ふと気付くと,炎の揺らぎをじっと凝視し集中していた。僕は注意が散漫で,何かに集中することが苦手だから驚きだ。
思い出すと,子供の頃,火を使った遊びを随分としてきた。特に中学生の頃はピークだった。海が近くにあったので,漂流してきた木々やゴミを集めては,火をつけていた。とにかく大きな炎を長時間維持するのが目的だった。今思えば意味不明だ。この遊びは,最終的には,灯油など化石燃料を投入するようになって,少々危険な遊びに進化?!したが,事件・事故にならなかったのは幸いであった。
それはさておき,今夜は布団に潜り,ローソクだけでしばらく過ごしてみようと思う。
揺らぐ炎の灯りに照らされた天井を眺めると,アナログで落ち着いた時間を過ごせそうだ。