嫌いな自分だけど,本当は愛したい
平日,家にいると,ときどき
ピンポ〜〜ン
とインターホンが鳴ることがある。
何かの荷物ならばいいのだが,そうでないことも多い。
そのうちの1つが,保険の勧誘である。
無下に断るのが苦手な僕は,案の定,一通り話を聞くことになる。
僕は,すでに医療保険とがん保険は入っている旨を伝えたが,もちろん,そんなことでは相手は引き下がらない。
比較だけでも・・・
と言われると,
まぁいいですよ
と言わざるをえない。
パンフレットだけ置いて帰るのかなって思っていた僕は甘かった。
結局,見積とその説明のための次回のアポまで取ってしまった。
その気がないなら,きちんと断ればいいのに,できない僕。
抗うつ薬を服用しているから,がん保険はともかく医療保険は入れないはずなのに,その事実を告げることをためらってしまった僕。
やはり,自分が傷つくことから守ろうとしてるんだなぁ。
うつ病なんて恥ずかしいことでもないし,堂々と言って,断れば良かったのに。
と後になって,ウジウジ考え込んでしまう。
このパターン多い。
やだねこういう男。
でも,こんな自分でも愛おしい存在なのです。
人は自分を愛せる程度にしか他人を愛せない
って,心理学で学びました。
まずは,受け入れよう,そして必要なら変えていこう。
それでいい。
そう,ゆっくりと変えていこう。