打たれ弱くて何が悪い!!

打たれ弱いがために,38歳にして,うつ病&休職そして退職した僕の日常。キャリアらしいキャリアもない(つまり割の良い転職不可)。だからといって過酷な労働環境も耐えられない。でも生きなくちゃならない。そんなジレンマに陥った僕の試行錯誤の日常です。うつ病&休職は,いろいろな事を気づかせてくれる良いきっかけだと思います。同じような境遇の方の参考になるかもしれません。良かったらご覧になってください。

ブックオフでも打たれ弱い

僕は,気になる本は,値段に問題なければ,だいたい迷わず買ってしまう。

そんなこんなで本棚には本が溢れているわけなのだが,これではいけないという思いもあり,本棚に収まらない分は買い取りに出すようにしている。

 

そういうわけで今日はブックオフに行ってきた。実はブックオフで本を売るのはちょっと苦手だ。ここでも僕の打たれ弱さを露呈してしまうからだ。ブックオフで本を売ったことのある方ならもうご存じだと思うが,新しくてきれいな本でない限り,まともな値段がつくことはない。もちろん値段がつかない本だってある。

 

今日は確か20冊くらい持って行ったが合計330円であった。

ええ,わかっていましたとも。

その程度だということが。

でも,それなりに心乱されるんですよ。

特に「申し訳ございませんが,こちらの本は値段がつきませんでした」などと店員に言われようものなら,「分かってるからわざわざ言わないでくれ,頼むから不愉快にさせないでくれ」と心の中で叫んでしまう。

 

幸い,今日の店員はその台詞を言わなかった。

合計金額を聞くなり,間髪入れず「それでお願いします」と言ったのが良かったのかもしれない。

 

とりあえず無事に事を終えた。

周りからすればチョットめんどくさいだろうが,打たれ弱い人は,たえず「傷付きやしないか?」や「傷付けられやしないか?」とヒヤヒヤしながら生きている。

人知れずこんな些細なことでさえ大仕事なのである。

僕の打たれ稼業はまだまだ続きそうだ。

 

 

 

ちなみに・・・

最近の僕は,傷付いても回復が早くなった。

傷付く自分を認めるようにしたのだ。

したというか,できるようになってきたのだ。

傷付いてもいいじゃないか と。