子供も今日を生きるのに必死
今日も例のボランティアに行ってきた。
そう,ネグレクトされた子供たちの遊び相手だ。
今日はあるエピソードを聞いた。
それは,お腹を空かした子供がコンビニでおにぎりを万引きしてしまったというもの。
普段は明るく見える普通の子供であるが,そういう側面もあったのだと驚いた。
でも,それだけ,家では親に構って貰っていないということだ。
聞くところによれば,靴は年中同じものを履いているという。
そう一足しかないのだ。
さらに,その靴は手入れがなされていないものだから,靴下は相当臭う。
それは僕も気付いていた。
でも,そういう背景があったことは今日初めて知った。
知ったというか,ネグレクトということの意味を,初めて『肌』で感じた。
『お腹を空かした子供がおにぎりを万引き』だなんて,テレビの向こう側でしか聞いたことがないような話であったが,そんな認識でこれまで生きてきた自分が恥ずかしくなった。
こんな小さな子供たちであっても,今日を生きるのに必死なんだ。
それなのに自分は・・・という感じである。
今僕はどう生きるべきか?
これからどうすべきか?
なんだかたくさんの宿題を貰ったような一日だった。